「これは名勝負」 ロッテ澤村、オリ吉田正を仕留めた“高速魔球”にファン絶賛
3点リードの8回に登板、2死一塁から吉田正を148キロのスプリットで空振り三振
■ロッテ 4-1 オリックス(7日・ZOZOマリン)
ロッテは7日、本拠地ZOZOマリンスタジアムでのオリックス戦を4-1で勝利し、首位ソフトバンクとのゲーム差を1に縮めた。3点リードの8回には澤村が“勝利の方程式”の一角として登板し無失点の好救援。吉田正との“マッスル対決”も制した。
大量入れ替えの危機もチーム一丸で勝利を手にしたロッテ。澤村も井口監督の期待に応える投球を見せつけた。
3点リードの8回。雨が降りしきりる中、3番手として登板すると先頭の佐野を151キロの直球で空振り三振、続く福田を二ゴロ、安達には四球を与えここで打席に入ったのは“小さな大打者”吉田正だった。
初球は146キロのスプリットで空振りを奪うとフルカウントからの6球目。外角低めに沈む148キロのスプリットで空振り三振を奪い無失点で切り抜けた。吉田正もヘルメットが脱げる程のフルスイングを見せ球場を沸かせた。
見ごたえ十分の対決に「パーソル パ・リーグTV」も「火花散るマッスル対決」とのタイトルで動画を公開。ロッテ移籍後、初対決となった澤村と吉田正の対決にファンも「しびれる対決」「マッスル対決」「これは名勝負だ」「えらいバケモンがパ・リーグにきた」と大絶賛だった。