苦手ロッテ戦、今季5勝中3勝が東浜の先発日 残る直接対決へ鷹のローテ再編は必須か

ソフトバンクがロッテから挙げた5勝のうち3勝は東浜の先発日

 現在、週末のカード頭となる金曜日に先発している東浜だが、残るロッテとの直接対決は10月27日からと11月3日からと、週アタマの火曜からの3連戦となる。直接対決の重要度を考えれば、ローテを組み換えて東浜を週の前半のローテに回さない手はないだろう。

 試合後、工藤公康監督は「ピッチングの内容等を見ると、1番(ピッチング)スタッフの中ではいい形、いいピッチングで、内容も素晴らしい。投手コーチも見ているでしょうし、提案もあるでしょう。編成も考えないといけないので、含めてしっかり決めたいと思います」と語っており“ロッテ叩き”用にローテを再編する可能性は高そうだ。

 現在、週アタマの火曜にはエース千賀滉大投手の登板が続いている。ここに東浜を加えて2本柱をロッテにぶつけることになるか。一方のロッテには、第1戦で好投した二木康太投手、そして第3戦で先発予定のこちらも“鷹キラー”の美馬学投手がいる。ロッテ側も直接対決にこの2人を回さない手はないはずだ。

 残り23試合のペナントレース。ソフトバンクとロッテの優勝争いは熾烈さを増しており、まだまだその決着は読めない。勝負のポイントは、最終盤に予定されている直接対決6試合。両チームが戦力を結集しての“ガチンコ対決”となりそうだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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