鷹、20日にも優勝M点灯 8連勝でロッテと最大5.5ゲーム差、楽天は借金生活
8回に代打・明石が決勝打を放つと、そこから真砂の3ランなどで7得点
■ソフトバンク 11-4 楽天(18日・PayPayドーム)
ソフトバンクは18日、本拠地PayPayドームで楽天と対戦し、11-4で勝利し破竹の8連勝とした。同点で迎えた8回に代打・明石が決勝打。2位ロッテが日本ハムに敗れたため、その差は今季最大の5.5ゲーム差に。早ければ、20日にも優勝マジックが点灯する。
接戦に競り勝った。ソフトバンクは3回に周東の適時打、柳田の適時二塁打で2点を先制。同点とされた5回には周東がセーフティバントで出塁して二盗、三盗と決めて暴投で生還。グラシアルに適時打が出て勝ち越しに成功した。
再び同点とされて迎えた8回、先頭の松田宣が四球で出塁し、甲斐が犠打で送ると、代打・明石が牧田から右中間を破る適時二塁打を放ちこれが決勝打。さらに周東にはこの日4安打目となる右翼線への適時二塁打、グラシアルに中前適時打、真砂に今季初本塁打となる3ランと飛び出し、この回一挙に7点を奪った。
先発の和田が5回途中4失点で降板したが、6回からは泉、岩嵜、モイネロと鉄壁のリリーフ陣が楽天打線に得点を与えなかった。7点リードとなった9回は椎野が締めて、これでソフトバンクは今季最長タイの8連勝とした。
楽天は2度追いつきながら、痛恨の敗戦。8回に牧田がつかまり勝ち越しを許すと、あとを受けた宋家豪も勢いを止められずに1イニング7失点の大炎上。3連敗でついに借金生活となった。