レイズ、新人アロサレーナのMVPに指揮官も称賛 「言い表せる言葉が見つからない」
シリーズ7試合で打率.321、4本塁打6打点と大暴れ「全てはチームのため」
■レイズ 4-2 アストロズ(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間18日・サンディエゴ)
ア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦はレイズがアストロズを4-2で破り2008年以来12年ぶり球団史上2度目のワールドシリーズ進出を決めた。シリーズMVPには新人のランディ・アロサレーナ外野手が選出された。7試合で打率.321、4本塁打6打点と大暴れしたルーキーは「全てはチームのため。勝つために自分ができることは何でもしようと思った」と語った。
この日の試合でも初回に先制の2ランを放つなど圧巻の活躍を見せたアロサレーナ。新人野手では史上初となる優勝決定シリーズのMVPに選出された。試合後は「全てはチームのためにしたこと。チームが勝つために自分ができることは何でもしようと思った」と勝利に導く活躍に胸を張った。
今季は8月にメジャーに昇格すると23試合に出場して打率.281、7本塁打11打点と好成績を残しポストシーズンでもレギュラーとして起用されアーチを連発。昨年、カージナルスでメジャーデビューを果たしトレードで新天地に移籍。ここまでの活躍に「ここに来てからの全てで出場機会が増えて、ワールドシリーズまで進出できたのは本当に信じられないこと」と驚きを隠せない様子。
キャッシュ監督もワールドシリーズ進出に導いたルーキーの活躍に「彼が成し遂げたことを、彼がポストシーズンにおいて我々にとってどんな存在だったかを、言い表せる言葉が見つからない」と賛辞を送っていた。
(Full-Count編集部)