「グラシアルMVP」 鷹明石のV打でベンチ狂喜乱舞、グルグル松田宣に右往左往の助っ人
同点の8回に代打・明石が決勝タイムリー、ベンチは大盛り上がりだったが…
■ソフトバンク 11-4 楽天(18日・PayPayドーム)
ソフトバンクは18日、本拠地PayPayドームでの楽天戦を11-4で勝利し8連勝を飾った。周東が4安打3盗塁の大活躍を見せるなど終盤に怒涛の攻撃を見せたが、ベンチが大盛り上がりとなったのは同点で迎えた8回に代打・明石の決勝タイムリーだった。ベンチでナイン総出で歓喜する姿にファンも「グラシアル可愛すぎる」と大爆笑だった。
勝ち越し、同点と一進一退の攻防に決着をつけたのはベテランの一振りだった。同点の8回。先頭の松田宣が四球を選び甲斐の犠打で1死二塁の好機を作ると工藤監督は代打・明石を打席に送った。フルカウントからの6球目、真ん中付近にきたスライダーを強振した打球は右中間フェンスに直撃する決勝のタイムリー二塁打となった。
これにはホークスナインも大盛り上がり。まずは松田宣がベンチを飛び出し両手をグルグル回し飛び跳ね喜ぶと中村晃もベンチを飛び出しガッツポーズするなど狂喜乱舞。ベンチ裏から遅れて出て来たグラシアルは何が起こったか分からず右往左往する可愛らしい場面もあった。
チームが一丸となり決勝打を喜ぶ場面を「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeも「ベンチの反応が自由すぎる」とのタイトルで動画を公開。ファンも「強いチームは雰囲気が違う」「あわあわするグラシアル」「グラシアル可愛すぎる」「みんな慌てて出てくる」「グラシアルMVP」と大絶賛だった。
シーズン終盤で圧倒的な強さを見せるホークス。早ければ、20日にも優勝マジックが点灯する。