楽天は「なりふり構わず勝ちを…」 元オリ監督が指摘する大逆転CSへ求められる大胆戦術

2か月連続負け越し中も2位ロッテと直接対決3試合「もう1度活発な楽天の攻撃を見てみたい」

 森脇氏は今年の楽天の戦いぶりについて「楽天が序盤から首位にいたのは涌井が奮闘し、自慢の強力打線とブルペンが機能したことが挙げられる。だが、途中から中継ぎ陣が勝ちを逃していく試合が増えていったことで、こういう状況になった」と分析。残り16試合でクライマックスシリーズ出場圏内の2位に浮上するには、大型連勝が絶対条件で「楽天は残り16試合を驚異的な勝率で勝っていかなければいけない」という。そして、その中でリリーフ陣の奮起が必要という訳だ。

 楽天はここまでチーム防御率がリーグ5位の4.21。一方、チーム打率はリーグトップの.257で、得点もリーグ戦トップの474。そして森脇氏は、今後、楽天が逆転でのクライマックスシリーズ出場を勝ち取るためには、リリーフ陣の登板する順番にこだわらず、ブルペン陣総力戦でいくこと、得点力の高い打線を生かすための戦術を交えた攻撃、の2つが必要だと説く。

「これからは順番にこだわらず、順不同で、なりふり構わず勝ち試合をもぎ取りにいくブルペン態勢を作る必要があるだろう。そのためにはまずは先発が試合を作り、バトンを受け継いだブルペン陣が総力戦で抑えること。8、9回は順不同で、相手の打順や相性を見ながら、臨機応変に対応していくことも必要だと思う」

 そして森脇氏は攻撃についても「三木監督と野村作戦コーチは戦術を交えた攻撃を得意としている。それを組み入れていくことで打線も活気付くと思う。ペナントレースの序盤では対ソフトバンク戦で2死から小郷のセーフティーバントをきっかけに5点をもぎ取ったシーンがあったが、楽天の勢いと強さを示すには十分すぎるものだった。打線には個性溢れる打者が並んでいる。残り試合でもう1度活発な楽天の攻撃を見てみたい」と、得点を取るための相手が嫌がる攻撃の必要性を指摘した。

 今季ここまで14勝7敗と相性のいい2位ロッテとの直接対決を3試合残している楽天。10月30日からのロッテとの今季最後の3連戦を前に、どういった試合を続け、ゲーム差を縮めていくのか。その戦いに注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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