名捕手38歳モリーナ、2年契約を要望も米メディアの見解は… 「大減俸はほぼ確実」
盗塁阻止率.317を記録も打撃で衰え隠せず「劇的に衰えている」
カージナルスのヤディアー・モリーナ捕手が、来季から2年契約を求めていると米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えた。
38歳のモリーナはカージナルスとの3年総額6000万ドル(約63億2000万円)の契約が終了。今季は42試合出場し、打率.262、4本塁打、16打点。通算打率.281、160本塁打を記録しているだけに、同メディアは「近年劇的に衰えている」と言及。四球率も下がり、三振数も増えていると指摘した。
それでも、ここ2年間で盗塁阻止率31.7%を記録。キャリア通算でも現役2位の盗塁阻止率40.3%を記録している。2004年にメジャーデビューしてからカージナルス一筋17年だが、同メディアは「カージナルスが現在のモリーナに対して複数年契約を提示することに興味があるか否かについては不明確」と指摘。これまでに“生涯カージナルス”を誓っているが、「年単位の額という点では大幅な減額はほぼ確実だろう」と伝えている。
これまでオールスター戦に9度選出され、ゴールドグラブ賞を9度受賞している。メジャー球界を代表するレジェンド捕手がどのようなキャリアを積むのか。米メディアは熱い視線を寄せている。
(Full-Count編集部)