ソフトバンク強すぎ15年ぶり12連勝! 2週間負け知らずでマジック4、最短Vは25日

先発したソフトバンク・石川柊太【写真:藤浦一都】
先発したソフトバンク・石川柊太【写真:藤浦一都】

先発の石川が7回1失点で9勝目、甲斐が決勝スクイズ

■ソフトバンク 8-1 西武(23日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは23日、本拠地PayPayドームで西武と対戦し、8-1で快勝した。2005年以来、15年ぶりとなる12連勝。2位のロッテがオリックスに敗れて5連敗となり、優勝へのマジックを4に減らした。最短で25日にも3年ぶりのリーグ優勝が決まる可能性がある。

 ソフトバンクは4回、グラシアルが四球で出塁し明石の右前安打などで三塁まで進むと、松田宣の犠飛で生還。浅い中飛だったが、思い切ってスタートを切りヘッドスライディングで飛び込んだ。同点とされた6回には先頭の明石の二塁打、松田宣の右前安打で一、三塁とし、甲斐がセーフティースクイズを決めて勝ち越し。柳田、グラシアルにも適時打が飛び出して一気に4点を奪って試合を決めた。

 先発の石川は序盤から危なげない投球を展開。5回まで西武打線を2安打に封じた。6回に源田に二塁打、森に左前安打を許し、併殺の間に1点を失ったが、失点はこれだけ。7回1失点でチームトップタイの9勝目をマークした。8回以降もリリーフ陣が西武打線に反撃を許さなかった。

 これでソフトバンクは10月10日のロッテ戦に勝ってから、2週間負け知らずの12連勝。2005年6月14日から7月6日にかけて記録した15連勝以来、15年ぶりとなる大型連勝とし、3年ぶりのリーグ優勝へのマジックを4に減らした。

 西武は先発の今井が5回まで1失点と粘投。ただ、打線が石川を打ちあぐねていると、同点に追いついた6回につかまり、一挙4失点。その後も反撃できずに連勝は4でストップした。

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