ビールかけの替わりは“くす玉割り” 3年ぶりリーグ優勝の祝勝会もコロナ禍で新様式
胴上げもなし、ビールかけもなしと新たな様式での祝勝会になった
■ソフトバンク 5-1 ロッテ(27日・PayPayドーム)
ソフトバンクが3年ぶりのパ・リーグ優勝を決めた。27日、本拠地PayPayドームで行われた2位ロッテとの直接対決。優勝へのマジックを「2」としていたソフトバンクはロッテに勝利して自力でパ・リーグの頂点に立った。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3か月遅れで開幕を迎えた今季のプロ野球。コロナ禍でのシーズンということもあって、歓喜の瞬間も例年とは異なるものとなった。優勝の瞬間、選手らはベンチを飛び出し、歓喜の輪を作ったが、胴上げはなし。マウンド付近で輪を作り、ファンと共に万歳三唱で喜びを分かち合うだけだった。
その後は祝勝会が実施されたが、こちらも恒例のビールかけはなし。まずは人型ロボット「pepper」と四足歩行型ロボ「spot」のロボット応援団が「いざゆけ若鷹軍団」のダンスを披露。シュールなダンスで場を盛り上げる?と、孫正義オーナー、王貞治会長、工藤公康監督が挨拶に立ち、選手たちに労いの言葉を投げかけた。
ビールかけに代わって、今季は“くす玉割り“が行われた。中村晃選手会長が、森唯斗投手、今宮健太内野手、甲斐拓也捕手とともに音頭をとってくす玉を割り、他の選手たちはクラッカーで3年ぶりのリーグ優勝の喜びを分かち合った。