ドジャース世界一の裏で…主力ターナーが新型コロナ感染で途中交代、即隔離処置
「3番・三塁」で先発出場→試合中に感染判明→即交代&隔離処置→32年ぶり世界一
■ドジャース 3-1 レイズ(ワールドシリーズ・日本時間28日・アーリントン)
ワールドシリーズは27日(日本時間28日)、テキサス州アーリントンで第6戦が行われ、ドジャースがレイズを3-1の逆転で下し、1988年以来32年ぶり7回目のワールドシリーズ制覇を果たした。歓喜の瞬間となったが、ジャスティン・ターナー内野手が新型コロナウイルスに感染したことが試合中に判明。8回守備で途中交代となった。米複数メディアが驚きを持って伝えている。
ターナーは「3番・三塁」で先発出場。3打数無安打2三振で8回守備からヘルナンデスと交代していた。このシリーズでは打率.320と勝負強い打撃で貢献していた主力野手の途中交代。地元放送局「FOXスポーツ」はターナーが新型コロナウイルス感染したために途中交代となったことを伝えた。マンフレッドコミッショナーは「ジャスティン・ターナーが陽性だと試合中に確認しました。感染の拡大を防ぐために、彼は即座に隔離されました」とコメントしている。
3勝2敗で王手をかけていたドジャースは1点を追う6回、1死二、三塁から暴投で同点。同三塁からシーガーの一ゴロの間に三塁走者・ベッツが好走塁を見せて逆転した。8回には先頭ベッツの中越え2号ソロでダメ押した。32年ぶりのワールドシリーズ制覇を飾ったが、主力野手が新型コロナ感染で緊急離脱。ドジャースの世界一セレモニーは通常通り行われた。今後が心配される。