ソフトバンク周東がプロ野球タイ記録の11試合連続盗塁! 福本豊氏に並ぶ
2位の日ハム西川とは9盗塁差、育成出身者初の盗塁王へ前進
■ソフトバンク – ロッテ(28日・PayPayドーム)
ソフトバンクの周東佑京内野手が、ついにプロ野球記録に並んだ。28日、本拠地PayPayドームで行われたロッテ戦に「1番・遊撃」でスタメン出場。3回に二塁への盗塁を決めて、1971年と1974年に福本豊(阪急)が樹立した11試合連続盗塁のプロ野球記録に並んだ。
前夜、3年ぶりのリーグ優勝を決めたソフトバンクだが、周東はこの日も1番でスタメン出場。3回1死一塁の第2打席で遊ゴロで出塁すると、続く川島の打席で牽制球に誘い出されてのスタートとなったものの、驚異的なスピードでセーフとなり二盗に成功した。
シーズン終盤に1番に定着した周東は10月16日の楽天戦で今季35個目の盗塁を決めてから、これで11試合連続で盗塁に成功し、月間21盗塁目に。優勝を決めた27日の試合では10試合連続盗塁、月間20盗塁として球団新記録を樹立した。月間盗塁のプロ野球記録は福本氏の27盗塁で、記録更新まではあと「6」となった。
今季47盗塁として、2位の日本ハム西川遥輝外野手とは9個差に。育成出身者として初の盗塁王にも近づいている。