鷹・周東「めちゃくちゃ焦った」 牽制に誘い出されても驚異の11試合連続盗塁

3回に二盗を決めたソフトバンク・周東佑京【写真:福谷佑介】
3回に二盗を決めたソフトバンク・周東佑京【写真:福谷佑介】

福本豊氏が持つプロ野球記録に並び、新記録に向けて「チャンスだな」

■ソフトバンク 2-0 ロッテ(28日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの周東佑京内野手が、ついにプロ野球記録に並んだ。28日、本拠地PayPayドームで行われたロッテ戦に「1番・遊撃」でスタメン出場。3回に二塁への盗塁を決めて、1971年と1974年に福本豊(阪急)が樹立した11試合連続盗塁のプロ野球記録に並んだ。

 1番でスタメン出場した周東は3回1死一塁の第2打席で遊ゴロ併殺崩れで出塁すると、続く川島の打席で牽制球に誘い出されてスタートを切った。「ヤバイと思いました。めちゃくちゃ焦りました」というが、そのまま止まることなく二塁へ猛進。驚異的なスピードでセーフとなり、二盗に成功した。

 10月16日の楽天戦で盗塁を決めてから、これで11試合連続で盗塁に成功。福本氏の持つプロ野球記録に並び「実感が湧かないです。それだけよく塁に出れたな、と思います」とコメント。プロ野球新記録へ挑むことになる29日のロッテ戦に向けて「チャンスだな、と。それだけです」と新記録達成へ意欲を滲ませていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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