田中将大、ヤンキース残留を地元メディアが予想「球団は短期契約を試みる」
29日にMLB選手会がFA選手のリスト147人を発表
MLB選手会は28日(日本時間29日)、フリーエージェント(FA)選手のリストを発表した。ヤンキースとの7年契約を終えた田中将大投手ら全147人。今後、ヤンキース、他球団とも交渉する可能性がある日本人右腕を地元メディア「NJ.com」は「タナカを残留させることは可能で必要」と、再びピンストライプのユニホームを着ることを予想している。
この日、今オフFA選手となるリストが公表され日本人選手では田中とマリナーズの平野佳寿投手が名を連ねた。記事ではヤンキースが今週からプロスカウトミーティングを行うことを言及し、まずはクオリファイング・オファー(QO)が提示される選手を予想。
今季50試合に出場し打率.364、10本塁打27打点をマークし首位打者を獲得したDJ・ルメイヒュー内野手にQOが提示されることは確実で田中とジェームス・パクストン投手の2投手については「決断しないといけない。ルメイヒューだけがオファーを受けると予想するがヤンキースはタナカ、もしくはパクストンと短期契約を結ぼうと試みるだろう」と指摘した。
現状、ヤンキースの来季先発ローテが確定しているのはゲリット・コールとジョーダン・モンゴメリーの2人だけ。トミー・ジョン手術を受けたルイス・セベリーノ、DVにより1年の出場停止処分を受けたドミンゴ・ヘルマンは開幕からフル回転できないのが現状だ。
田中はここまで在籍7年間で6年連続2桁勝利をマークするなど通算78勝46敗、防御率3.74の好成績を残しているだけに「球団は残留させることは可能であり、必要に思える」と残留することを予想している。
(Full-Count編集部)