鷹・周東「ホッとした」 12戦連続盗塁のプロ野球新記録に「早くラクになりたい」
福本豊氏の持つプロ野球記録を46年ぶりに更新
■ソフトバンク 4-3 ロッテ(29日・PayPayドーム)
ソフトバンクの周東佑京内野手が日本新記録となる12試合連続盗塁を決めた。29日、本拠地PayPayドームで行われたロッテ戦に「1番・二塁」でスタメン出場。初回に二盗を決めて、1971年と1974年に福本豊氏(阪急)が樹立したプロ野球記録をついに塗り替えた。
初回の第1打席で二塁内野安打で出塁すると、続く中村晃の打席でスタートを切って二盗に成功した。10月16日の楽天戦で今季35個目の盗塁を決めてから、これで12試合連続盗塁に。福本氏が2度記録した前人未到の大記録を46年ぶりに塗り替えた。
チームはこの試合、1点ビハインドの9回に劇的なサヨナラ勝ちを収めて、球団新記録となる月間20勝を達成。試合後のお立ち台に上がった周東は「達成できると思ってなかったので、フワフワしてます。早いうちに走って楽になりたいと思っていました。すごいホッとしましたし、嬉しかったです」と喜びを口にしていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)