「移籍して花開く」楽天・田中貴が6年目でプロ初本塁打、苦労人の一発にファン感激
今月18日に1軍昇格し、2試合目のスタメン
■西武 – 楽天(29日・メットライフ)
約1か月前の9月28日に巨人から金銭トレードで楽天に加入した田中貴也捕手が29日、敵地メットライフドームでの西武戦で育成出身・プロ6年目にしてプロ初本塁打を放った。
この日、「9番・捕手」でスタメン出場した田中貴は3点リードで迎えた7回2死三塁で、西武4番手の右腕・國場の初球の真ん中のカットボールを引っ張り、右翼ポール際の中段まで運んだ。
守備では6回までに4盗塁を許し、スローイングに不安ものぞかせたが、持ち味の打撃では、1回に右前打。3回無死一、三塁ではスクイズを決め、存分にアピールしている。
新天地でのプロ初ホームランを「パーソル パ・リーグTV」公式ツイッターも動画で公開。これにはファンも「おめでとう」「正捕手に一直線」「これは嬉しい」「完璧」「移籍して花開く」と大興奮だった。
今月18日に1軍登録され、これまでにスタメン1試合を含む3試合に出場し、4打数2安打1打点をマークしていた。巨人ではなかなか出場機会に恵まれなかったが、新天地ではレギュラー獲得のチャンスも広がっている。