「24歳は悩む時期」 稲村亜美が自分自身と重ねた鷹・周東の涙のシーン
スポーツ番組で人気の稲村亜美さんが印象に残ったプレーを紹介
野球を愛する者だからこそわかるプレーがある。野球女子として人気のタレント・稲村亜美さんがソフトバンクが3年ぶり19回目のリーグ優勝を飾ったパ・リーグのプレーの中から、印象に残ったプレーを紹介。第2回は“同級生”たちに着目。「あの涙を見て、色々と悩んでいるんだな」と自分自身と重ね合わせながら、映像を見入っていた場面があった。
優勝に貢献したソフトバンクの周東佑京内野手が9月12日、本拠地PayPayドームで行われた西武戦で悔し涙を流したシーンが今季、忘れられない。2つの失策を犯してベンチで号泣していた。試合後には本多雄一内野守備走塁コーチと居残り練習に励んだ。この涙は優勝で報われたのではないだろうか。
また西武の森友哉捕手が試合後に涙を流していたのも印象的だった。
実は「周東選手も、森友哉選手も、私、同い年なんです。あとモイネロ投手も! 同い年は応援しちゃいますよね。やっぱり無条件で頑張ってほしいですよね」
他にも楽天の松井裕樹投手が稲村さんと同世代。チームの中心になるべき年齢に差し掛かっていることを実感した。
「私もそうなんですが、24歳の今って、悩む時期なんですよ。今、頑張らなきゃという時期。周東選手も森選手も良かったり、苦しんだり……。こっちも見ていて、辛くなっちゃっいました。もう若手じゃない、頑張り時だと思うんですよ。いろいろと悩んでるんだろうなと感じます」
番組やイベントなどで活躍する稲村さんも自分自身を重ねるように野球を見て、励まされているという。
「私も『今日は一個も面白いことを言えなかったなぁ……』とか、いろいろ考えちゃって。私はそんなに深くは考えないので大丈夫なんですが、違う職種ではありますけど(野球選手と同じ)表に出る仕事なので、見られている意識の中で、良いコメントするぞ!って最高のパフォーマンスをしたいんと思っているんです」
同じような気持ちで“試合”に臨んでいるからこそ、思いの伝わるコメントがスポーツニュースや、このような野球のインタビューでもメッセージは伝わってきた。24歳という大事な時期の挑戦を温かく見守りたい。
○稲村亜美(いなむら・あみ) 1996年1月13日、東京都生まれの24歳。小・中学校の9年間、野球に打ち込んだ。自動車のWEBのCMで見せた豪快な「神スイング」が話題になり、大ブレーク。始球式や野球、スポーツ関連のイベントやテレビに引っ張りだこに。東京マラソンを完走したこともあるスポーツウーマン。身長173センチ。11月7日(土)11:00からブックファースト新宿店(地下2階 Fゾーンイベントスペース)で2021年カレンダー発売イベント開催する。