田中将大、来季の契約はどうなる? 2年32億円か単年11億円と米記者予想
「4年5000万ドル(約53億円)以上の契約があり得るかも」
今オフにヤンキースからFAとなり、その去就に注目が集まる田中将大投手。ヤンキース残留か、はたまた新天地へ移ることになるのか。様々な米メディアでその行末が予想されている。
この田中の去就は、米データサイト「ファングラフス」でも展望され、2021年のFAランキングで田中は7位に位置付けられ、契約条件が予想されていいる。
記事の中で、クレイグ・エドワーズ記者は田中の新契約を2年3000万ドル(約32億円)程度と予想。「右腕は安定しており、ここ4年は平均を少し上回る先発投手であった。そのため、彼の年齢でも4年5000万ドル(約53億円)以上の契約があり得るかもしれない。ただ、現在のクオリファイングオファーの状況では、3年はあるかもしれないが、4年はかなり難しいように思える」と指摘した。
一方で、ブレンダン・ガウロースキー記者は「彼はヤンキースが支払った1億5500万ドル(約164億円)の全額に値した。私の予想では、その半分の年俸を得られたらもうけものであろう」と指摘。7年1億5500万ドルで2014年にヤンキースに加入した右腕の平均年俸は2200万ドル(約23億円)で、その半額の1100万ドル(約11億5000万円)程度になると予想した。
ガウロースキー記者は田中の懸念材料として「打球のトレンド」を挙げ「打者がより飛ばすようになり、タナカのような比較的球の速くない投手は本塁打を打たれやすくなると考えられる。打者は彼に対して3年連続で打球角度を上げており、よく球を捉えていた。タナカは優れた制球である程度抑えていたが、今後も打球が飛ぶ傾向が続くなら、彼を不安視する」と指摘していた。
(Full-Count編集部)