日ハム浦野、涙の引退登板で3球三振斬り! ナインとハイタッチで堪えきれず号泣
5点リードの7回2死でマウンドへ…オリックスの松井祐に対し最後はフォーク
■日本ハム 6-1 オリックス(31日・札幌ドーム)
今季限りでの引退を表明している日本ハムの浦野博司投手が31日、本拠地でのオリックス戦で最後のマウンドに上がった。5点リードの7回2死でコールされマウンドへ。松井佑を3球で空振り三振に仕留め、有終を飾った。
感極まった表情で登板した浦野。1球目、2球目に直球で追い込むと、最後は外角低めへのフォークでバットに空を切らせた。万感の拍手に包まれながらベンチへ。ナインとハイタッチを交わし、思わず堪えきれずに涙を流した。
浦野は2013年のドラフト会議で2位指名を受け日本ハムに入団。ルーキーイヤーの14年には20試合に登板(19先発)し7勝4敗、防御率3.68をマーク。その後は血行障害を克服し先発、リリーフをこなし、この日まで100試合に登板し18勝13敗、16ホールド7セーブ、防御率3.88。プロ101試合目のマウンドで、7年間のキャリアを締めくくった。