メッツ新オーナーが従業員の支援計画発表 再建に向けNYファン歓喜「新しい時代だ」
ヘッジファンド界の大物であるスティーブ・コーエン氏のメッツ買収が正式に承認
ヘッジファンド界の大物であるスティーブ・コーエン氏のメッツ買収がMLB機構に正式に承認された。MLBオーナーたちの投票により正式決定。球界でも最も“資金力”を誇るコーエン氏のメッツ買収にファンも「本当に素晴らしい日」「新しい時代だ!」と歓喜の声で溢れかえった。
メッツの買収には元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏と婚約者のジェニファー・ロペスさんらの投資家グループも参戦していた。だが、最終入札期限だった8月31日(日本時間9月1日)を前に、現オーナーであるウィルポン家はコーエン氏と独占最終交渉に入り24億ドル(約2500億円)で売却が決定していた。
MLB公式サイトも「メッツのコーエンへの売却がMLBによって承認された」と速報。コーエン氏は早速、メッツのフルタイムの従業員全員にパンデミック以前の給料を再度設ける計画と、今オフシーズンの季節従業員のために救済基金を新設する計画を発表。さらに中小企業を助けるためのニューヨーク市のプログラムに1750万ドル(約18億3000万円)を寄付する意向も明らかにした。
地元放送局「SNY」の公式ツイッターも新オーナー就任を伝えるとファンからは歓喜の声で溢れかえったいた。
「願いが叶った!」
「メッツをまた素晴らしくするときがやってきた!」
「これはメッツとメッツファンにとって本当に素晴らしい日だ」
「新しい時代だ!」
「今年一年通して初めてのいいニュース」
「神様ありがとう」
潤沢な資金を持つコーエン氏にはメッツ再建に向け大きな期待がかかる。
(Full-Count編集部)