巨人菅野のメジャー挑戦、米メディアで期待高まる「17年WBCで素晴らしい登板」

17年のWBCでアメリカ代表相手に好投した巨人・菅野智之【写真:Getty Images】
17年のWBCでアメリカ代表相手に好投した巨人・菅野智之【写真:Getty Images】

米トレード・ルーマーズ「2017年WBCの素晴らしい登板でスガノを覚えているかもしれない」

 米ニューヨーク・ポスト紙は巨人・菅野智之投手が今オフにポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャーに挑戦する可能性があると報じた。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」も反応。「トモユキ・スガノがMLB球団にポスティング申請されるかもしれない」と日本人選手のメジャー挑戦に注目した。

 記事では菅野の巨人での実績を紹介。17、18年に日本のサイ・ヤング賞にあたる沢村賞を受賞したことなどを伝え、「MLBファンたちは2017年WBCの素晴らしい登板でスガノを覚えているかもしれない。アメリカ代表のジム・リーランド監督は右腕を絶賛した。リーランド監督は試合後にスガノは『メジャーリーグ投手』だと言っていた。アメリカ代表のアンドリュー・マカッチェンもその登板でスガノが素晴らしかったと称賛していた」と伝えた。

 さらに、直球の平均球速は92、93マイル(約148~150キロ)でありながらもスピンレートが良いことも綴られた。「スポーツ・インフォ・ソリューションズのウィル・ホーファー記者は昨年10月に少なくともメジャーリーグの4番手だとしていたが、それはスガノが見せた素晴らしい2020年の時ではなく、怪我に見舞われた2019年シーズン後のことであった」と伝えた。

 日本ハム・有原航平投手、西川遥輝投手にも記事では注目している。有原については「以前にショウヘイ・オオタニと一緒にローテーションに入っていたため、メジャーリーグのスカウトたちは彼を多く見てきたはずである。アリハラはキャリア序盤は防御率4点台半ばとしていたが、2019年以降に向上した。8月まで29歳にならず、スガノよりも若いだけでなく、注目されているFAの先発投手のほとんどよりも若い」と言及。西川については「4月に29歳になるニシカワはここ4シーズン毎年、出塁率.378以上としている。NPBで盗塁王3度、ゴールデングラブ賞3度、オールスターに2度選出されている。昨オフ、今冬にポスティング申請を希望すると表明していた」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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