鷹・千賀滉大、通算1000奪三振! 野茂英雄超えのパ最速、歴代2位のスピード記録
通算855回1/3での到達で田中将大やダルビッシュ、松坂らを上回る
■ロッテ – ソフトバンク(4日・ZOZOマリン)
ソフトバンクの千賀滉大投手が、史上151人目の通算1000奪三振を達成した。4日に敵地ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦で先発し、3回にこの日3個目となる三振を奪い、節目の記録に到達。855回1/3での到達は、野茂英雄氏の871イニングを上回るパ・リーグ最速、歴代2位のスピード記録となった。
通算997奪三振として、この日の試合に臨んだ千賀。2回に昨季までチームメートだった福田秀からこの日1個目の三振を見逃しで奪い、3回1死で安田を空振り三振に仕留めて王手。続く荻野から節目の三振を奪って大台の1000奪三振とした。
通算1000奪三振到達は、今季限りで引退する阪神・藤川球児投手の771回2/3が史上最速。藤川が2017年に達成するまでは野茂英雄氏の871イニングが最速だった。千賀の記録は野茂氏を上回る歴代2位でパ・リーグでは最速。田中将大投手の1042回やダルビッシュ有投手の1058回2/3、松坂大輔投手の1070回なども遥かに上回る大記録となった。