ソフトバンク、一次戦力外は育成8選手のみで終了 支配下選手への通達は?
日本シリーズの出場有資格者40人枠を誰にするのか…
ソフトバンクは4日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で2014年ドラフト3位の古澤勝吾内野手、2015年ドラフト2位の小澤怜史投手、堀内汰門捕手ら8人に来季の契約を結ばない旨を通告した。古澤、小澤、堀内のほか通告を受けたのは渡辺健史投手、野澤佑斗投手、大本将吾外野手、清水陸哉外野手、日暮矢麻人外野手で8人全員が育成選手だった。
球団関係者によれば、ソフトバンクの第1次の戦力外通告はこの育成選手8人のみとなるよう。現在、68選手いる支配下登録選手に関しては、すでに退団が決まった内川聖一内野手を除き、クライマックスシリーズ後か日本シリーズ終了後の通達になるという。
ソフトバンクは10月26日に行われたドラフト会議で1位の井上朋也内野手をはじめ、支配下で5人の選手を指名した。現在、ソフトバンクの支配下登録選手は68人。ドラフトで5人を指名しており、この68人(内川も含む)の中から5人から8人程度、編成を整理しなければならない。
ただ、チームは3年ぶりにリーグ優勝を果たし、現在は14日から始まるクライマックスシリーズ(CS)に向けて、ペナントレースを戦いながら調整を進めている。CSを突破すれば、4年連続の日本一をかけて戦う日本シリーズが21日から始まる。日本シリーズは支配下登録選手の中から40人を有資格者として登録する。
この日本シリーズの有資格者枠40人に誰を登録するか、などの見極めも今後行われる。今季は新型コロナウイルス感染症の拡大などで状況の先行きが見えないこともある。そのために支配下登録選手への通達は日本シリーズ終了後(CS敗退となればCS終了後)となるようだ。
(Full-Count編集部)