巨人岡本を阪神大山らが猛追 対戦カード別成績から読むセ本塁打王争いの行方

阪神・大山は甲子園で今季12本塁打、残り3試合の甲子園を味方にできるか?

阪神・大山悠輔内野手

ヤクルト戦:22試合、打率.228、2本塁打、11打点
広島戦:23試合、打率.270、8本塁打、18打点
巨人戦:21試合、打率.288、5本塁打、10打点
DeNA戦:23試合、打率.413、5本塁打、22打点

 巨人・岡本は残り2試合のヤクルト戦でカード別最多9本塁打を放っている。さらに舞台は東京ドーム。今季東京ドームでは打率.320、17本塁打を記録しているとあって、本塁打王をグッと近づけるために7、8日のヤクルト2連戦を無駄にしたくないところだ。

 巨人・丸もヤクルトとの相性は良く、打率.349、7本塁打はカード別では対DeNAに次ぐ好成績。11月は11打数2安打と結果は出ていないが、10月に月間10本塁打した打撃を取り戻せば、同僚の岡本を逆転する可能性もありそうだ。

 阪神・大山は4日に結果の出ていなかったヤクルト戦で待望の一発を放った。残り試合は甲子園、マツダ、甲子園、甲子園。甲子園では打率.303、12本塁打。マツダでも打率.362、5本塁打と好成績を残している。広い本拠地で前夜に続くアーチとなれば、タイトル奪取の機運も高まりそうだ。

 本塁打王争いは4位のヤクルト・村上宗隆が26本塁打、5位タイの広島・鈴木誠也、DeNAのネフタリ・ソトは25本塁打と続いている。いずれにしても最終戦まで目が離せない展開となっている。

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