オリックス山崎勝、引退試合で3度の男泣き 会見、代打、抑え捕手で有終の美

8回に代打で登場したオリックス・山崎勝己【画像:パーソル パ・リーグTV】
8回に代打で登場したオリックス・山崎勝己【画像:パーソル パ・リーグTV】

1点リードの9回は2死二塁のピンチも最後は中田を中飛に抑え勝利

■オリックス 4-3 日本ハム(6日・京セラドーム)

 オリックスの山崎勝己捕手が6日、京セラドームで行われた日本ハム戦の8回に代打で登場。三ゴロに倒れたが1点リードの9回表にそのまま捕手としてプレーし無失点で試合を締めチームは4-3で勝利した。試合前には引退会見で号泣したベテランが代打、守備と目を充血させ現役生活に別れを告げた。

 今季限りで現役を引退する山崎勝の出番は1点リードの9回。1死走者なしの場面で代打で登場すると涙をぬぐい打席へ向かった。初球に豪快なスイングで空振りすると、2球目の直球を強振し三ゴロに倒れた。

 観客から大きな拍手で労われたが、直後の守備では慣れ親しんだ捕手の守備についた。2死から大田に左翼フェンス直撃の二塁打を浴びたが最後は中田を中飛に打ち取り鈴木を無失点に導くリードで勝利に貢献した。

 試合後は満面の笑みを見せナインと勝利を分かち合うと、初勝利を手にしたドラフト1位宮城に記念球を手渡し。現役最後の試合を有終の美で飾った。

【動画】万雷の拍手に堪えきれず…引退のオリ山崎勝、涙でプロ最後の打席を迎えた映像

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