ドジャースから5人が新型コロナ陽性　試合中に感染判明の内野手との因果関係は不明

陽性者のほとんどはワールドシリーズ会場の外にいた人との情報も

　ワールドシリーズを制覇したドジャースで、新型コロナウイルスの陽性者が新たに5人出たとUSAトゥデイ紙が報じている。チームでは、10月27日（日本時間28日）の第6戦の試合中に感染が判明したジャスティン・ターナー内野手が優勝セレモニーに参加し、大リーグ機構が問題視していた。

　同紙は「ワールドシリーズ制覇の10日後にドジャース組織から5件の新型コロナウイルス陽性判定が出た」との見出しで記事を掲載。ロサンゼルス郡の公衆衛生局によると、5人のドジャース球団メンバーとその家族が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことが明らかになったという。ただ、ターナーや他の選手がこの中に入っているかはわかっていない。

　関係者によると、陽性者のほとんどは、ワールドシリーズ会場の外にいた人たちであると言及。ドジャース側は即座の回答を控えており、MLB機構も現時点でこの件については知らないと話しているという。

　一方で記事では、隔離措置を受けていたにも関わらず試合後にグラウンドに出たターナーについては、出場停止処分や罰金処分には課されないとロブ・マンフレッドコミッショナーが6日（日本時間7日）に発表したことも触れた。

（Full-Count編集部）