防御率は僅差、中継ぎ&出塁率は同僚での争い…セ個人タイトルの最終局面は?

中日・大島は最多安打、阪神・近本は盗塁王を2年連続獲得か

○首位打者
 打率.328でトップに立つDeNAの佐野恵太は10月27日に出場選手登録抹消に。規定打席には達しているが、2位には同僚の梶谷隆幸が.325でつけている。DeNAは残り2試合あり、梶谷の成績次第では逆転の可能性もある。

○最多安打
 中日の大島洋平が146安打で、2年連続のタイトルを視野に。2位には梶谷が140安打でつける。中日は残り1試合、DeNAは残り2試合あるが、6本差の逆転はハードルが高そうだ。

○最多本塁打
 巨人の岡本和真が31本塁打でトップに立ち、初の栄冠を視界にとらえた。11月7日のヤクルト戦(東京ドーム)で1試合2発のラストスパートをかけ、28本塁打で2位に並ぶヤクルトの村上宗隆と阪神の大山悠輔とは3本差に。巨人は残り3試合、阪神とヤクルトは残り2試合あり、爆発次第では最終盤での逆転もあるか。

○最多打点
 岡本が95打点を挙げ、本塁打王と合わせて“2冠”を視野に入れている。2位の村上は86打点で9差をつけている。3位は大山の85打点、4位は中日のダヤン・ビシエドの82打点となっている。

○最高出塁率
 村上が出塁率.426でリーグトップ。2位には同僚の青木宣親が.425と僅差で競る。残り2試合で情勢が動くことは十分にあり得る。3位は広島の鈴木誠也が.405、4位は佐野が.395となっている。

○最多盗塁
 阪神の近本光司がリーグダントツの31盗塁をマークし、2年連続のタイトル獲得が濃厚に。2位でつける巨人の増田大輝は23盗塁で、8差をつけている。3位の大島、広島の堂林翔太が16盗塁で、近本が圧倒した形となっている。

(Full-Count編集部)

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