ナショナルズ、バイデン氏に始球式オファー「伝統が継続されることを…」

現職トランプ候補の始球式は実現せず、MLBで始球式を行わなかった2人の大統領に

　ナショナルズが、米大統領選で勝利を確実にした民主党のジョー・バイデン候補を来季の始球式に招待する意向を示した。球団公式ツイッターで「大統領に選出されたバイデン氏を2021年シーズン開幕戦に招待することを心待ちにしています。大統領が首都にある国民的娯楽の本拠地で始球式を行うという長年に渡る伝統が継続されることを楽しみにしています」と綴った。

　共和党の現職ドナルド・トランプ候補は17年にナショナルズ・パークで始球式を行う話で進められたが、日程の問題で実現しなかった。米ヤフースポーツはナショナルズのツイッターに注目し、「ナショナルズの投稿の後半部分『大統領が首都にある国民的娯楽の本拠地で始球式を行うという長年にわたる伝統が継続されることを楽しみにしています』がこのメッセージの面白い部分かもしれない。この伝統を中断したのが誰かは見逃しようがない。ドナルド・トランプ大統領のホワイトハウスでの時間は1月に終わることになり、1910年にウィリアム・タフト大統領がその伝統を始めて以来、MLBの試合で始球式を行わなかった2人目の大統領になる。もう1人はジミー・カーター」と伝えた。

　トランプ候補は今年7月に「ヤンキースタジアムで始球式をやる」と宣言。しかし、実際にはスケジュールに入っておらず、ヤンキースとホワイトハウス双方で困惑が広がっていた。トランプ候補は大統領就任前に始球式を行ったことがあるという。

（Full-Count編集部）