ホークス柳田、最多安打獲得にギータ節炸裂「“秋山翔吾”というタイトルです」
146安打目は勝ち越し29号2ラン「まあ、現時点の数字なんでまた頑張ります」
パ・リーグは9日、レギュラーシーズンの全日程を終了。ソフトバンクの柳田悠岐外野手が146安打で自身初となる最多安打のタイトルを獲得した。
ここまで首位打者や最高出塁率のタイトルはあったが、最多安打は自身初。この日のシーズン最終戦後、柳田は「初めてのタイトルなんでそこはうれしいです」と素直に喜んだ。最多安打のタイトルについては「僕にとっては“秋山翔吾”というタイトルです」と、最多安打4回に輝くドラフト同期の名前を使って表現した。
首の張りで欠場した1試合を除き、119試合に出場。「最後までしっかり試合に出れたので、それもご褒美かなと思います。優勝できましたし、チームに貢献できたかなと思うので頑張って良かったなと思います」と語るように、シーズンを通して仕事ができたことに胸を張る。
この日のシーズン146安打目は、同点の場面で放った勝ち越しの29号2ラン。30本の大台まであと1本だったが「こんな数字で終わるならもっと頑張りたかった」と笑いながら「まあ、現時点の数字なんでまた頑張ります」。シーズン最終戦でしっかりと結果を残し、週末からのCSに向けてさらなる調整を続けていく。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)