「引退する選手じゃない」 阪神藤川、最後の火の玉ストレートにファン驚愕
最速149キロ、オール直球勝負で引退試合を有終の美で飾る
■巨人 4-0 阪神(10日・甲子園)
今季限りで現役を引退する阪神の藤川球児投手が10日、本拠地・巨人戦の9回に登板。引退試合となった一戦はオール直球勝負で1回無安打2奪三振無失点で飾った。最速149キロをマークする火の玉直球にファンも「引退する選手じゃない」と惜別のメッセージを送った。
最後の登板は慣れ親しんだ甲子園のマウンドだった。4点ビハインドの9回に登場すると、巨人の先頭代打・坂本を148キロの直球で空振り三振、続く代打・中島を146キロの直球で空振り三振、そして最後は重信を146キロの直球で二飛に仕留めた。
笑顔を見せラストマウンドを終えた藤川の登板を「DAZN」公式ツイッターも動画で公開。坂本を空振り三振に仕留める姿にファンも「魂のこもった素晴らしいストレート」「キャプテンでも打てない火の玉」「名勝負」「ありがとう球児」「魂の火の玉ストレート」「引退する選手じゃない」と惜別のメッセージが多く寄せられていた。