CS第1戦の鍵を握るのは誰だ? “3冠”千賀と“鷹キラー”美馬を得意とするのは…
千賀を得意とする荻野と井上、美馬を打っている柳田と周東
千賀と対峙するロッテ打線で千賀との相性が良いのは荻野貴司外野手、そして井上晴哉内野手。荻野は5打数3安打を放ち、千賀と対戦した直近2試合はどちらも安打を放っている。井上は4打数2安打。ただ、直近2試合は対戦していない。また菅野剛士外野手も6打数2安打と対戦成績は悪くない。
マーティンも4打数2安打としているが、怪我で離脱しており、残念ながら不在だ。一方で中村奨吾内野手や田村龍弘捕手、清田育宏外野手らは対戦成績は芳しくない。リードオフマンを任されるであろう荻野が先陣を切って出塁し、なんとか得点に繋げたいところだ。
一方で、今季、美馬に苦戦を強いられてきたソフトバンク打線で、相性が良いのは周東佑京内野手と柳田悠岐外野手。柳田は22打数8安打、打率.364、周東は17打数6安打、打率.353と高打率を残す。
また打席数は少ないが、長谷川勇也外野手が3打数2安打と、美馬を打っている。思い切ってスタメンでの起用もあるか。逆に松田宣浩内野手や甲斐拓也捕手、中村晃外野手らは美馬との相性はさほど良くない。こちらも1番に入る見込みの周東が出塁し、柳田が返すという理想の展開に持ち込みたい。
ソフトバンク、ロッテ共に、投手陣に長所がある。特に救援陣は共に強力で、6回までにリードを奪えば、勝利の可能性が高まることだろう。ソフトバンクに1勝のアドバンテージが与えられて迎える第1戦。ソフトバンクが一気に王手をかけるか、ロッテがタイに持ち込むか。注目の第1戦は13時試合開始だ。
(Full-Count編集部)