ホークス中村晃が2打席連続2ランで文句なしのMVP 「ナオの負けを消すんだ」

日本シリーズへ「僕らは挑戦していくつもりで、挑戦者という意識を持って戦いたい」

 2014年の阪神との日本シリーズでのサヨナラ弾をはじめ、一昨年のCSファーストステージ(対日本ハム)では2本、昨年のCSではファイナル第2戦で2ランなど、ポストシーズンは7年連続で本塁打を記録している。

 ある意味“短期決戦の鬼”ともいえる成績を残せる理由を「一度(シーズンの成績の)数字がゼロになりますからね。割り切りがうまくできるからだと思います」と自己分析。「シングルヒット1本でもどこで打つのか、勝ちに繋がる一打が大事」と言い切る。

 CS突破に関しては「ホッとした部分もありますし、次のステージに進める喜びもあります」と安堵。シリーズの相手は昨年4連勝した巨人だが「ジャイアンツもやり返すつもりでくるでしょうし、僕らは挑戦していくつもりで、挑戦者という意識を持って戦いたいです」と謙虚に語っていた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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