広島新助っ人・クロンはエルドレッドの再来? 米メディア太鼓判「すぐにスターになる」

メジャー通算118本塁打を誇る兄のCJ・クロンは今オフにタイガースからFAに

 これまでにマイナーリーグ公式サイトは「ケビン・クロンがトレードマークのパワーを日本でのキャリアに持ち込むことを目指す」との見出しで特集。ダイヤモンドバックス傘下3Aリノでの通算186試合で60本塁打を放って球団新記録。球団史上3位の202打点をマークしたことを伝え、「キャリアを通して驚くべきペースで本塁打を放った。クロンはそのパワーと性格により、NPBですぐにスターになるはずである。リノとアリゾナの多くのファンたちが世界の反対側から応援する」と日本向きでの性格であることも伝えている。

 広島は今季リーグ2位のチーム523得点を記録したものの、リーグ4位タイのチーム110本塁打とやや破壊力に欠けた。19年オフに駐米スカウトに就任したエルドレッド氏が見極めた、自身に似た右の長距離砲が躍動すれば……。来季巻き返しへ、リーグ屈指の強力打線となるに違いない。

 ちなみにメジャー通算118本塁打を誇る兄のCJ・クロンも今季13試合出場で打率.190、4本塁打、8打点にとどまり、このオフにタイガースからFAとなった。ポジションが弟ケビンと同じ一塁手というのが難点だが、かつてロッテを盛り上げたリー兄弟のように……。そんな期待も少しだけしておきたい。

(Full-Count編集部)

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