DeNAに“横浜ナンバー”争奪戦が勃発? 三浦新監督「18番はマウンドの上でこそ輝く」
2年契約のDeNA三浦監督の背番号は「81」に変更となった
DeNAは17日、横浜市内のホテルで会見し、三浦大輔2軍監督の来季からの1軍監督就任を発表した。2年契約で年俸7000万円(推定)。背番号は現役時代から愛用した「18」から「81」に変更となる。トレードマークのリーゼントを決めて会見した三浦新監督は、「自分が1軍監督としてまずやることは“結束”です。選手、コーチ、スタッフ、1軍もファームも関係なく、結束を固めて1年間やっていきたい。優勝だけです。いかに選手の力を最大限に発揮できるか」と所信表明した。
1992年にドラフト6位で大洋入団後、25年間、ベイスターズ一筋でプレー。入団時の背番号は「46」だったが、98年に「18」に変更。2005年に最優秀防御率と最多奪三振を獲得するなど、通算172勝を挙げた。16年の現役引退後、19年に投手コーチで現場復帰。今季の2軍監督でも18番を愛用してきたが、なぜ、このタイミング背番号変更するのか。晴れの就任会見で、三浦新監督は「昨年、今年は私が付けたが、18はマウンドの上でこそ輝く」と理由を明かした。
三浦監督がエースナンバーに育てた18番は空き番となった。三原球団代表は「三浦さんに『18』にふさわしい選手を見極めてほしい」と三浦監督に託したが、新指揮官の意向は違った。「ふさわしい選手は、私が決めるというより、ファンの空気感で決まるのではないか。付けたいという選手に出てきてほしい」と語った。
球団が「横浜ナンバー」とまで名付けたハマの18番。果たしてチームを支える投手がこれから出てくるのか注目だ。
(Full-Count編集部)