楽天、メジャー通算20発ディクソンと契約へ 石井GM兼監督の補強第1弾、米紙報じる
昨季はチームトップ15本塁打、52打点、捕手と遊撃を除く全ポジションでプレー
楽天がメジャー通算20本塁打のブランドン・ディクソン内野手と契約を結ぶと米紙「デトロイト・フリープレス」が伝えた。この日、タイガースが昨季チームトップの15本塁打を記録した28歳をメジャー40人枠から外したと発表した。すでに保有権を売却したという。
188センチ、97キロ。右投右打のディクソンはアリゾナ大から13年ドラフト3巡目(全体92位)でドジャース入り。15年オフにトッド・フレイジャー(メッツFA)、フランキー・モンタス(アスレチックス)らとの三角トレードでレッズへ移籍し、18年にメジャーデビューした。19年にはタイガースで112試合出場、打率.248、15本塁打、52打点、OPS.725をマーク。今季は5試合出場、打率.077、0本塁打、2打点にとどまった。
メジャー通算3年間で打率.288、20本塁打、64打点。マイナー7年間で打率.259、68本塁打、286打点を記録している。昨季は捕手、遊撃を除く全ポジションを守り、投手としても2試合登板。今季も一塁、二塁、左翼で出場しており、複数ポジションを守るユーティリティプレーヤーとして期待できそうだ。