田中将大は「究極のリーダーで安定感のお手本」 Wソックスと相性抜群と米TV局指摘
昨季まで6年連続2桁勝利「ホワイトソックスが必要としているものの答えだ」
ヤンキースからFAとなった田中将大投手は果たしてどこへ向かうのか? 米放送局「CBSスポーツ」はトレバー・バウアー投手(レッズFA)、DJ・ルメイヒュー内野手(ヤンキースFA)ら今オフ注目のFA選手の去就に注目。昨季まで6年連続2桁勝利を挙げた日本人右腕はホワイトソックス入りがフィットすると予想している。
ホワイトソックスはMVPを受賞したアブレイユ、ヒメネス、ロベルトら強力打線で今季リーグ一番乗りでポストシーズン進出。先発陣ではノーヒッター・ジオリト、15年サイ・ヤング賞左腕カイケル、若手右腕シーズらがいるが、世界一へは先発投手の強化は欠かせない。同局は田中獲りについてこう指摘した。
「ジオリトとカイケルの後を投げるホワイトソックスの先発ローテーションには疑問符が残る。シーズは正しい方向へとまた一歩進めるだろうか? (右肘トミー・ジョン手術明けの)マイケル・コペックは復帰する時にどういう状態だろうか? 2021年も(プレーオフでの戦い含め)高いレベルでプレーすることが予想されるチームではある。彼らがもっと必要としているもの、それは(確実性のある)“答え”だ。マサヒロ・タナカは究極のリーダーで、安定感のお手本とも呼べる存在だ」
田中関連ではヤンキースとの再契約だけでなく、大富豪スティーブ・コーエン氏が球団オーナーに就任したメッツなども獲得に名乗りを上げるのでは、と指摘されている。新型コロナウイルスの影響でウインターミーティングが開催されない今オフ。どのような獲得争奪戦が繰り広げられているのだろうか。
(Full-Count編集部)