日ハム有原、ポスティングなら4年58億円が基準に? 米メディアが長期契約を予想
米CBSスポーツ「アリハラはモートンやタナカに代わる若い選択肢となる」
日本ハムの有原航平投手が26日の感謝祭前に大リーグに移籍するためのポスティングシステム(入札制度)申請手続きを行う可能性が高いと報じた。米放送局「CBSスポーツ」は「MLBの噂」として19年パ・リーグ最多勝の去就に注目している。
有原は16年に11勝を挙げて日本一に貢献。3度の2桁勝利を記録して6年間で通算60勝(50敗)をマークしている。同局は「28歳のアリハラはパンデミックにより短縮された2020年シーズンに132回2/3、防御率3.46、106奪三振とした。昨年は164回1/3、防御率2.46、161奪三振とし、日本のサイ・ヤング賞に相当する沢村賞の候補に入った」と注目。さらにフォーシーム、カットボール、スライダー、スプリットを操り、メジャー級の技巧派投手と伝えている。
同局は有原がまだ28歳と若いことにも注目。今オフのFA市場についてサイ・ヤング賞右腕バウアーが「明らかなナンバー1」とした上で、「アリハラはモートンやタナカに代わる若い選択肢となるが、MLBでの実績はない。マリナーズは2年前にユウセイ・キクチと4年5600万ドル(約58億1100万円)の契約をしたが、これがアリハラの契約の基準となるかもしれない」と契約を予想した。
日本ハムでは西川遥輝外野手もメジャー挑戦する可能性が伝えられている。新型コロナウイルスの影響でFA市場の冷え込みが予想される中、有原はどのような契約を勝ち取ることができるのだろうか。
(Full-Count編集部)