ドラフト指名9選手がプロ入り“前哨戦” 22日開幕「秋の都市対抗」の注目選手は?

昨年王者のJFE東日本からは日本ハム6位の今川優馬が出場

○ENEOS(三菱パワーから補強) 伊藤優輔投手(巨人4位)

 都立小山台高で3年春に21世紀枠で都立高として初めて甲子園に出場した“都立の星”。中大では入れ替え戦を3度経験し、大舞台での度胸も十分。社会人1年目は抑えとして登板を果たした。

○ヤマハ 池谷蒼大投手(DeNA5位)
初戦:27日第1試合(10:00開始)、対日立製作所

 静岡高からヤマハに入社し、1年目から公式戦デビュー。2年目は主に救援でチームのブルペン陣を支えた。174センチと小柄だが、テンポのいい投球で三振の山を築く。

○日本生命 阿部翔太投手(オリックス6位)
初戦:23日第1試合(10:00開始)、対Honda鈴鹿

 入社6年目でドラフト指名を受けた28歳の即戦力右腕。国際大会含め経験値は抜群。高いゲームメイク能力を誇り、名門・日本生命をけん引するエース。酒田南高2年夏の甲子園には捕手で出場し、その後投手に転向した。

○三菱自動車岡崎 中野拓夢内野手(阪神6位)
初戦:25日第3試合(18:00開始)、対JR東日本

 昨年の日本選手権では3番に座り、チームの4強進出に貢献。オフには台湾冬季リーグ「アジア・ウインターリーグ」に派遣されると、大会最多の26安打を放った。華麗なグラブさばきも魅力。

○JFE東日本 今川優馬外野手(日本ハム6位)
初戦:22日第1試合(14:00開始)、対三菱自動車倉敷オーシャンズ

 高校、大学と控えに回ることが多かったが、昨年の都市対抗で「超攻撃的2番」として一躍ブレーク。打率.381と打ちまくり、日本一に貢献した。豪快なアッパースイングと強肩も魅力の右の長距離砲。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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