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NTT西日本が圧勝発進 23歳で急逝のチームメートと共に「みんなの中に中井がいる」

23日に東京ドームで行われた第91回都市対抗野球大会2日目の第2試合で、NTT西日本が6-0で東芝に圧勝した。先発した浜崎浩大投手が8回2安打無失点の快投で東芝打線を寄せつけず。打っては、日本製鉄広畑からの補強・西川雄大内野手が先制ソロ含む2安打4打点の大暴れでチームの2回戦進出に大きく貢献した。

中井諒さんのユニホームを掲げるNTT西日本ナイン【写真:鳥越涼芳】
中井諒さんのユニホームを掲げるNTT西日本ナイン【写真:鳥越涼芳】

今年4月、元遊撃手の中井諒さんが骨肉腫で急逝…ベンチには背番号6のユニ

 23日に東京ドームで行われた第91回都市対抗野球大会2日目の第2試合で、NTT西日本が6-0で東芝に圧勝した。先発した浜崎浩大投手が8回2安打無失点の快投で東芝打線を寄せつけず。打っては、日本製鉄広畑からの補強・西川雄大内野手が先制ソロ含む2安打4打点の大暴れでチームの2回戦進出に大きく貢献した。

【画像】中日・京田が亡き中井諒さんの墓前に届けるバット グリップエンドに記した「7/4 諒の誕生日」

 絶対に負けられない戦いだった。チーム一丸となって、亡き戦友とともに戦った。今年4月、元遊撃手の中井諒さんが、骨肉腫により23歳の若さで急逝。予選中からユニホームの左袖に喪章をつけ、ベンチには中井さんの「背番号6」のユニホームが掲げられた。東京ドームでの本戦でも、ベンチから中井さんがナインの全力プレーを見守った。

 大原周作監督は「中井と共に戦うのが、今のうちのチーム。みんなの中に中井がいて、選手とスタッフと全員で戦っている」と話せば、先発した浜崎も「『中井のために』ではなく、中井もチーム一丸になって戦っていく意識を統一していた。一戦一戦、優勝できるように全員で戦って行こうという思いです」と言葉に力を込めた。

 悲願に向け、大一番の先発マウンドを託された浜崎は「相手より先に点をやらないという気持ちで」とマウンドへ。正確にコントロールされた直球とスライダー、チェンジアップのコンビネーションで東芝打線に的を絞らせず、8回まで許した安打は2本のみ。完璧な投球を披露した入社9年目のベテラン右腕は「辻本がいいリードをしてくれた」と女房役に感謝した。

 打線爆発で東芝を退け、幸先のいいスタートを切ったNTT西日本。この勢いで勝ち上がり、仲間と共に黒獅子旗を持ち帰る。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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