DeNA梶谷&井納が国内FA権行使を正式表明 球団慰留も「他球団の話を聞きたい」
通算50勝の井納はタフぶりも売り「権利を持っていても仕方ない部分もあります」
プロ8年目の井納は今季開幕からローテを守り、17試合登板。6勝7敗、防御率3.94の成績を残した。エース今永ら負傷者が出る中で安定して投球回を投げた。通算50勝を挙げている34歳右腕は「来年35歳で(FA権を)持っていても仕方ない部分もあります。他球団の僕に対する評価とか、そういうことではなくて。ただ持っていてもしょうがないので、使わせていただいたということです」と権利行使の理由を説明した。
獲得を目指す他球団にとっては人的補償の発生しないCランクというのも魅力だ。「金額で球団を決めようとか、そういう気持ちは一切ない。あとは、しっかりと話し合いをしながら、というところです。(三原)代表からは『先発が今年特に怪我人が何人も出てしまったところで、怪我なく投げてもらった』とすごく評価してもらいました。今後、声をかけていただいた球団を含め、考えていければと思います」。言葉を選びながら話した。
両選手とも複数球団の争奪戦となるとみられる。宣言残留を認めるDeNAは慰留に努める方針だ。両選手の決断の行方に注目が集まる。
(Full-Count編集部)