2020年の12球団戦力外通告 “栄光のドラ1”も非情通告を受けた12人は?
阪神は岡崎、伊藤隼、横山の3人のドラ1が戦力外に
プロ野球界では各球団が来季の契約を結ばない選手にその旨を通告する、戦力外通告期間が27日に終了した。育成契約での再契約、現役引退を決断した選手たちもいるが“栄光のドラ1”として入団した選手たちにも非情通告は行われた。
今年の戦力外ではドラフト1位という大きな期待を背負って入団した選手が12人となった。所属球団で実績を残した末に非情通告を受けたもの、育成再契約の打診を受けたもの、目立った実績を残せなかったものなどキャリアは様々。このオフでここまで戦力外となった“元ドラ1”は以下の選手たちだ。
【セ・リーグ】
〇藤岡貴裕(ロッテ→日ハム→巨人)
2011年ドラフトの目玉として3球団が競合し、ロッテに入団。2018年にトレードで日ハムへ、2019年途中には再びトレードで巨人に移籍した。通算178試合に登板し21勝32敗0セーブ16ホールド、防御率4.14。
〇岡崎太一(阪神)
2004年の自由獲得枠で阪神に入団。5年目に14試合に出場するも、正捕手の座は掴めなかった。通算119試合に出場して146打数27安打2本塁打11打点、打率.185。
〇伊藤隼太(阪神)
2011年のドラフトで阪神へ入団。即戦力外野手として期待されてプロ入りしたが、レギュラーの座は掴めず、キャリアハイは2018年の96試合出場だった。通算365試合出場で642打数154安打10本塁打59打点、打率.240。
〇横山雄哉(阪神)
2014年のドラフトで阪神へ。1年目から1軍で4試合に先発するも、左肩の故障で2018年オフに育成契約に。今季、支配下に復帰し、1試合に登板したものの、戦力外となった。通算9試合に登板して3勝2敗0セーブ0ホールド、防御率4.67。現役引退を発表した。
〇鈴木翔太(中日)
2013年のドラフトで中日へ。1年目から1軍で5試合に登板し、2017年には15試合に登板して5勝をマークした。だが、その後は血行障害もあって活躍できず。通算24試合に登板し、5勝5敗0セーブ0ホールド、防御率4.41。