巨人菅野にパドレス、ヤンキースらが注目 米メディア「バウアーに次ぐクラス」
ポスティングシステムを利用し、メジャーリーグに挑戦する可能性のある巨人・菅野
ポスティングシステムを利用し、メジャーリーグに挑戦する可能性のある巨人・菅野智之投手に米メディアも興味津々のようだ。MLBネットワークでは今オフのFA市場に注目し菅野にはパドレス、ジャイアンツ、ヤンキースが獲得に乗り出す可能性を指摘している。
菅野は今季20試合に登板し14勝2敗、防御率1.97の成績を残し最多勝、勝率1位の2冠に輝いた。7度の2桁勝利を挙げるなど通算101勝右腕の動向にMLB球団も熱視線を送っている。
MLBネットワークでも「今冬にポスティングシステムを利用して日本から移籍するトモユキ・スガノは注目すべき選手」として紹介。同メディアのジョン・モロシ記者は「市場のトップはトレバー・バウアーですが、スガノは一部のGMにとって、バウアーに次ぐクラスに入るでしょう」と、サイ・ヤング賞を獲得したバウアーの次に菅野が評価されていることを指摘した。
また、先発投手を必要として菅野にオファーを出す可能性がある球団を挙げ「パドレスはAJ・プレラーGMの下、アジアでのスカウティングに積極的で候補になる。ジャイアンツも先発投手を求めています。この2球団を候補として注視しています」と伝えている。
ヤンキースも候補に入っているようで「タナカが他球団と契約した場合、ヤンキースは代わりにトモユキ・スガノを獲得するかもしれない。スガノの方が若く、彼は素晴らしいレパートリー(球種)を持っている」と評価。田中の去就次第でヤンキースが本腰を入れる可能性もあると見ているようだ。
菅野自身はまだメジャー挑戦か、残留かを決断していないが、日本のエースの動向に米国も注目している。
(Full-Count編集部)