前田健太、“花柄”グラブでの世界一誓う「今までないデザイン。かっこいい」

ツインズ・前田健太【写真:小谷真弥】
ツインズ・前田健太【写真:小谷真弥】

よりボールの握りが分からない形状を採用「他とかぶらないグラブを作れた」

 ツインズの前田健太投手は1日、ブランドアンバサダーを務めるミズノ社の来季使用のグラブ発表会に出席した。「革新」をテーマに設定。グラブ自体の型は維持しつつウェブの形状を花柄を選択した。「デザイン的にはすごく新しい感じのグラブになっていると思う。他とかぶらないグラブを作れたと思う」と満足げに語った。

 グラブは全面をしっかり覆い隠す形状にすることで、よりボールの握りが分からないように変更。今までにない形状を採用することで、来季も新たなチャレンジという気持ちをグラブに表現した。今季使用グラブよりチームカラーの赤の部分を多くした。「ボールの握りが分からないようになっていますし、デザイン的にも今までないようなデザインで、かっこいいかなと思います」と語った。

 今春キャンプ前にドジャースからツインズに移籍。今季は6勝1敗、防御率2.70とエース級の成績を残してチームの地区優勝に貢献。サイ・ヤング賞でも日本最高位となる2位に入った。「新しい環境になりましたけど、力を出せた、納得したシーズンを送ることができた」と振り返った。移籍2年目の来季へ向けて「1年間を通して先発ローテーションを守って、ワールドチャンピオンという目標があるので、そこに向かって一生懸命チームに貢献できるように頑張っていきたい」と決意を口にしていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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