12球団で走者を出しにくい投手は誰? 千賀&山本を凌駕した意外な名前は…【パ編】
リリーフでは西武の森脇、平良の2人が好数値を叩き出す
2位は山本で0.94。18試合に先発して8勝4敗、防御率2.20の好成績を残し、82被安打37与四球という内容だった。3位は最多勝と最高勝率の2冠に輝いた石川。11勝をマークした右腕は41四球12死球と四死球は多かったものの、111.2回で68被安打と被打率が低く、WHIPは0.98だった。4位には日本ハムのバーヘイゲン、そして5位にはソフトバンクの東浜巨が入った。
その一方で投手3冠に輝いた千賀は5位までに入らず。千賀は特に前半は不安定な投球が続き、今季は121投球回で90被安打59四死球を許している。WHIPは1.21でパ・リーグの先発投手では11位相当となった。
・救援投手(30投球回以上)
1 森脇亮介(西武)0.90
2 嘉弥真新也(ソフトバンク)0.93
3 平良海馬(西武)0.96
4 森唯斗(ソフトバンク)1.01
5 牧田和久(楽天)1.02
パ・リーグで30イニング以上に投げたリリーフで最も走者を出しにくかったのは西武のセットアッパーとなった森脇亮介だった。今季47試合に登板して7勝1敗1セーブ16ホールドをあげた右腕は46.2投球回で22安打21与四死球。パ・リーグの並居るリリーバーの中でトップとなるWHIP0.90を叩き出した。
2位はソフトバンクの“左キラー”嘉弥真新也。今季は50試合(30イニング)に投げて3勝1敗0セーブ18ホールドをマークし、WHIPは0.93。そして3位は西武の新星・平良海馬。54試合で33ホールド、防御率1.87をマークした剛腕はWHIP0.96を記録した。4位はソフトバンクの守護神・森唯斗で、5位は楽天の牧田和久だった。
また、投球回を20イニング以上とすると、巨人からトレードで移籍したロッテの澤村拓一投手がWHIP0.85で、嘉弥真と平良の間に入ってくる。
(Full-Count編集部)