柳田6億円超え確実、球界最高年俸更新も? どうなる鷹の契約更改
大黒柱として開幕投手も任された東浜は1億円プレーヤーの仲間入りとなるか?
・甲斐拓也(1億1000万円→?)
正捕手としてチームを支えてきた甲斐。今季は打率.211と昨年の.260より数字を落としたものの、昨季と同じ11本塁打を放った。捕手の査定は難しく、打撃成績による部分が大きくなるため、果たしてそこがどう球団に評価されるか。1億5000万円から2億円の間が目安となるか。
・嘉弥真新也(1億円→?)
左の中継ぎとしてチームに欠かせぬ存在となっている嘉弥真。今季も50試合に登板して3勝1敗18ホールド、防御率2.10の好成績をマークし、4年連続50試合登板を達成。昨オフに1億円プレーヤーの仲間入りを果たしており、今オフはさらにどこまでアップするだろうか。
・和田毅(1億円→?)
38歳のベテランは今季16試合に先発して8勝1敗、防御率2.94の好成績を残した。登板間隔を空ける事はあったものの、1年間ローテを守り抜いてチームの優勝に貢献。左肩の故障で苦しんだ2018年オフに4億円から1億円への大幅ダウンとなっていたが、完全復活を果たし、年俸アップも確実だ。
・東浜巨(6700万円→?)
開幕投手を託され、チームの大黒柱として奮闘。右肩違和感のため、最後の日本シリーズは投げられなかったものの、今季の貢献度は高い。19試合に投げて9勝2敗、防御率2.34と好成績でアップは確実。果たして1億円プレーヤーの仲間入りとなるか。
■盗塁王の周東、レギュラー手にした栗原の大幅アップは確実
・高橋礼(5000万円→?)
昨季、新人王に輝いたサブマリンはキャンプ中の怪我で出遅れ、中継ぎで開幕を迎えた。チーム事情もあって、そのままリリーフとして起用され続けてチーム最多タイの52試合に登板した。4勝2敗23ホールド、防御率2.65の成績を残した。1億円の大台には届かないまでも、大幅アップとなるだろう。
・石川柊太(4800万円→?)
千賀、東浜らと鉄壁の投手陣を構築した石川。18試合に投げて11勝3敗、防御率2.42の好成績を残し、最多勝と最高勝率のタイトルを手にした。今季の年俸は4800万円。大幅アップは確実でどこまでアップ額が伸びるか。
・周東佑京(2000万円→?)
日本が誇るスピードスター。シーズン後半にはレギュラーの座を掴み、課題とされていた打撃も打率.270と結果を残した。プロ野球記録を更新する13試合連続盗塁を決め、今季50盗塁で育成選手として初の盗塁王を獲得。今季の年俸は2000万円で、倍増の4000万円から3倍増の6000万円も期待できるか。
・栗原陵矢(1000万円→?)
周東と共に急成長を遂げてレギュラーの座を掴んだのが栗原だ。開幕スタメンの座を掴むと、いきなりサヨナラ打。その後も勝負強い打撃で結果を残し、118試合で打率.243ながらチーム2位の17本塁打73打点をマークした。日本シリーズではMVPに。今季の1000万円からどこまで跳ね上がるか注目だ。
(Full-Count編集部)