“投打の”マルティネスら育成出身台頭も5選手が戦力外…助っ人診断【中日編】

主砲ビシエドは打線を牽引、A・マルティネスは20年ぶり外国人捕手に

○野手
ソイロ・アルモンテ(1億5000万円)
69試合214打数63安打9本塁打29打点 .294

モイセ・シエラ(2500万円)
25試合80打数18安打1本塁打7打点 .225

アリエル・マルティネス(1500万円)
39試合95打数28安打2本塁打13打点 .295

ダヤン・ビシエド(3億5000万円)
109試合409打数109安打17本塁打82打点 .267

 チーム本塁打が12球団ワーストの70本塁打ながら、来日5年目を迎えたビシエドが開幕当初から4番として奮闘。チーム最多の17本塁打、82打点をマークした。一塁の守備でも献身的なプレーでチームを支えたが、シーズン終盤に左肩を負傷。来季への影響が気になるところだ。

 来日3年目のアルモンテは7月に故障で離脱し、10月にも下肢のコンディション不良で出場選手登録抹消に。相次ぐ故障に泣かされ2年連続で規定打席には届かず、今季限りでの退団とはなった。A・マルティネスは7月に支配下を勝ち取り、NPBの1軍では20年ぶりの外国人捕手が誕生。故障離脱はあったものの、勝負強い打撃も披露し、来季以降の正捕手争いに名乗りを挙げた。3月に支配下契約を結んだシエラは外野の一角を担うことはできず、今季限りでの退団となった。

 今オフは、育成を含め投打5人の外国人選手が戦力外に。助っ人たちにとっては、明暗が別れたシーズンとなった(金額はすべて推定)。

(Full-Count編集部)

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