菅野智之はメジャーで成功できるか? NPB助っ人たちが太鼓判を押す右腕の能力とは…
ロッテのハーマンは菅野の制球力を「エリート」と絶賛
巨人は8日、菅野智之投手のポスティング申請手続きを行ったことを発表した。これによりMLB球団との交渉は8日午前8時(日本時間同午後10時)に解禁。交渉期限は2021年1月7日の午後5時(同8日午前7時)までとなっている。
日本を代表する好投手のMLB挑戦を米メディアも一斉にレポートした。MLB公式サイトでは「2番目に優れたFA投手はあなたが知らない投手かもしれない」として菅野の特集ページを掲載。その中では今季日本でプレーしていた助っ人たちも菅野の印象を語っている。
かつてインディアンス、フィリーズでプレーし、今季はロッテに在籍したフランク・ハーマン投手は「スガノのコントロールは『エリートだ』」とし、その制球力を絶賛。さらに「日本で最も象徴的な所属球団において大舞台を経験しているため、彼は最も大きなステージで投げることに慣れている」と評している。
また、今季、巨人でチームメートとしてプレーしたゼラス・ウィーラー内野手も菅野についてコメント。「彼は器用で賢く、複数のとても並外れた球種を持つエクセレントな投手だ。彼はMLBにとてもうまく馴染むだろう。彼は勤勉で、日本人、外国人どちらのチームメートとも仲良くやっている」とMLBでの成功を予言している。
また、記事では「スガノはすでにMLB先発ローテーションの気風をある一面で磨いている」として、ウィーラーが明かした菅野のプライベートな一面も紹介。「ゴルフコースで彼のことは見ないほうがいい。彼はとても上手い」とし、ゴルフの腕前も秀でていることを明かしていた。
(Full-Count編集部)