内川、能見、福留… 新天地へ移るベテランたちの一筋縄ではいかない起用法を予想

オリックスが獲得を発表した能見篤史【写真:荒川祐史】
オリックスが獲得を発表した能見篤史【写真:荒川祐史】

内川が加入したヤクルトは同じ一塁手で助っ人オスナも獲得

 ヤクルトは内野手で村上宗隆、山田哲人と球界で屈指の強打者がいる。外野手でもベテランの青木宣親、坂口智隆が健在だ。オスナを一塁で起用するとなれば、村上を三塁に固定し、外野は青木、坂口、サンタナの顔ぶれとなることが有力だ。ここに若手、中堅がどう絡んでくるか、という構図になるだろう。

 内川は長らく外野手としてプレーしてきていたが、2016年以降はほぼ一塁手に固定されており、ここ5年間で外野手としては2017年に2試合に出場しただけ。ヤクルトでも基本は一塁手となる可能性が高そうだが、そこはオスナとポジションが被ることになる。

 内川の勝負強さは折り紙付きで、想定されるのはまずは手薄な右の代打か。切り札としての起用を想定しつつ、オスナの適応次第で一塁手のスタメンの芽が見えてくる。

 オリックスに入団した能見はどうか。今季のオリックスはチーム防御率3.97こそソフトバンク、ロッテに次ぐ3位だったが、救援防御率4.07はリーグワースト。山本由伸、山岡泰輔らを擁する先発陣に比べて、救援陣の弱さは明白だった。

福留が復帰した中日も外野手で新助っ人ガーバーを補強

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