巨人移籍の梶谷の穴を埋めるのは? DeNAの次代を担う期待の新星候補は…

大砲候補として期待される細川は今季イースタンで本塁打王、打点王、最高出塁率

○細川成也外野手(2016年5位)
 明秀日立から2016年のドラフト5位で入団した細川。未来の大砲候補として期待されて、来季が5年目となる。今季はイースタン・リーグで13本塁打53打点、出塁率.448で最多本塁打、最多打点、最高出塁率のタイトルを獲得。同級生たちが大卒でプロ入りしてくるだけに、そろそろ頭角を表したい。

○蝦名達夫外野手(2019年6位)
 青森大から加入した今季のルーキー。1軍では17試合に出場して打率.143に終わったものの、ファームでは打率.280、6本塁打19打点の成績を残した。来季はより出場機会を増やしてブレークのチャンスを伺いたいところ。

○森敬斗内野手(2019年ドラフト1位)
 桐蔭学園高からドラフト1位で入団したルーキー。走攻守で大きな期待を受けた今季はシーズン終盤に1軍に昇格。8試合に出場し打率.250をマーク。1軍デビューとなった10月27日の巨人戦では代打で二塁打をマークしファンの度肝を抜いた。ポジションは遊撃手で、直接、梶谷の穴を埋める存在とはならなそうだが、将来のスター候補として期待したい選手だ。

 また、今年のドラフトでは2位で牧秀悟内野手(中大)、同4位で小深田大地内野手(履正社高)を獲得。どちらも内野手の選手ではあるものの、梶谷の抜けた穴を埋める中で選手のコンバートなどの可能性もあるか。三浦大輔新監督として新たなスタートを切る2021年、DeNAの“ポスト梶谷争い”に注目だ。

(Full-Count編集部)

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