最強パ・リーグの“アーチスト”は誰? 滞空時間で見るNo1打者は楽天助っ人

番外編、規格外過ぎて計れない?

 1位の前に、おなじみの番外編。最初は、今シーズンもっとも滞空時間の短かったオリックスのロドリゲス内野手のホームランを紹介しよう。そのタイムは3秒29。あっという間にスタンドに突き刺さるような打球であった。

 ロドリゲスはメジャーリーグでのプレー経験はないものの、この本塁打にみられるようなパワーあふれる打撃が期待されたが、59試合で打率.218、6本塁打に終わり高い成績を残せず。12月初旬の報道では、オリックスが自由契約にしたと公示された。まだ29歳と若い選手なので、来年以降、またどこかでプレーする姿をみる機会があったら、弾丸ライナーの強打が出ることを期待している。

 続いて、別の番外編がもうひとつある。西武のメヒア内野手と、本筋のランキングで2位に入った柳田による打球である。あまりに規格外な当たりのために、テレビカメラが打球を追いきれず、計測不能になってしまった。

 ともに打球がどこかに跳ね返って外野のフィールドに戻ってきているので、場外ホームランではない。だが、打球の角度から推測するに、かなり高く上がった思われる角度である。もし、カメラが見失わずにとらえ続けていたら、このランキングが大きく変わっていたかもしれない。

観覧車をバックに7秒29を記録したあの選手が1位に

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