「35歳が紛れてます」 パ・リーグ韋駄天たち“鬼ごっこ最強選手権”にファン脱帽
ロッテ荻野、日本ハム西川、ソフトバンク周東が今季見せた脅威のスピード
シーズンオフを迎えた2020年のプロ野球。新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が遅れる異例の1年となった中、選手たちの熱いプレーなど名場面も数々あった。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeはソフトバンク周東、日本ハム西川らが絶対絶命の状況を逃げ切った脅威のスピードを紹介している。
牽制で誘い込んでもパの韋駄天たちをアウトにするのは至難の業だ。今シーズンも盗塁以外で韋駄天ぶりを発揮した場面がいくつもあった。
ロッテの荻野は6月27日のオリックス戦(ZOZOマリン)で二、三塁間で挟まれるもセーフ、同10日の西武戦(ZOZOマリン)では初回無死一、三塁の場面で三塁走者だった荻野が一ゴロで三本間に挟まれたが、一気に加速して本塁へ生還する姿が。
日本ハムの西川は10月26日の楽天戦(楽天生命パーク)で牽制で一、二塁間に挟まれるも、鮮やかなフェイント、そして軽やかな身のこなしで帰塁しセーフに。また、ソフトバンクの周東は9月26日のロッテ戦(ZOZOマリン)では一塁走者として何度も牽制を受け逆を突かれ一、二塁間で挟殺プレーとなったが5人の野手を掻いくぐり帰塁。工藤監督も思わず拍手を送るほどだった。
スピード自慢たちの危機回避をパTVも「【鬼ごっこ最強】できることなら絶対に相手にしたくない男たち」とのタイトルで動画を公開。これにはファンも「逃走中に周東出てほしい」「35歳が紛れています」「最後まで諦めない男」「みんな緩急がうまい」「置き去りにする驚異の脚力」と脱帽していた。